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5分でわかる焦点距離のこと

「焦点距離」とは簡単に言うと、ピントを合わせたときのレンズから撮像素子までの距離になります。 例えば「焦点距離」が「50mm」のレンズの場合は イラストの赤い部分の距離が50mmある、という事になります。 次に焦点距離と写真の範囲について説明します。

レンズの焦点距離と撮影範囲について

「レンズと撮像素子の距離になにか関係なんてあるの?」 とあなたは思われましたか? 実は「焦点距離」撮影範囲と密接に関係しています。 まず「焦点距離」が長いレンズのイラストはこんな感じになります。

イラストにもあるように、「焦点距離」が長くなると「画角」が小さくなり撮影範囲が小さくなります。 次に「焦点距離」が短いレンズのイラストです。

さっきとは逆に「焦点距離」が短いと「画角」が大きくなるのが解ると思います。「画角」が大きくなることにより、広い範囲を撮影することができるようになります。「そんなのどこに書いてあるの?」と思いましたか。

レンズの焦点距離が書いてある場所

次に焦点距離はレンズのどこに書いているかですが、 下の画像をご覧ください。解りやすいように、レンズの焦点距離が記載されている所を赤い点線で囲んであります。

これは「 Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X5 ダブルズームキット」です。2つのレンズが付いているお得なセットです。赤い点線の所に注目してください。 18-55mmと55-250mmと記載されています。

次は「ニコンD3200」です。 赤い点線に18-55mmの文字があります。 おわかりいただけたでしょうか? 焦点距離はだいたい、レンズの正面や側面に記載されています。

「単焦点レンズ」と「ズームレンズ」

レンズには様々な種類と焦点距離のものがありますが、大きく分類すると

・「単焦点レンズ」
・「ズームレンズ」

の2つにわけることができます。 見かけで「単焦点レンズ」と「ズームレンズ」を見分けるには先ほどの焦点距離を見れば一目瞭然です。
・単焦点レンズは「○mm」
・ズームレンズは「○-○mm」
と記載されています。

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