デジタル一眼レフカメラの構え方
重さのあるデジタル一眼レフは安定感のある体勢で写すことが大事です。 横位置でカメラを構える場合には、右手でカメラ本体のグリップ部分を握り、左手でレンズを支えるのが基本です。
縦位置でカメラを構える場合も、基本的には横位置と同じですが、グリップの位置が上にあると機動性があり、下にあると安定感があります。
カメラを持って立ったときの姿勢は脇を軽く締め、片足を少し前に踏み出して上半身を安定させます。低い姿勢でしゃがんで撮影する場合は、地面に片ひざをつくと下半身が安定し、さらに、もう片方のひざにひじを乗せるとより安定感が増します。
少しの工夫で安定感が倍増
基本姿勢をとり、さらに、まわりにあるものを利用して体を安定させる4つの方法を説明しましょう。
第1にテーブルなどの上にひじを乗せれば長時間の撮影でも疲れず、安定感も増します。
第2にしゃがむなどして低姿勢の場合には、何か安定できるものをひざに乗せその上に左手を乗せれば安定感が増します。
第3に電柱や街灯などにカメラを支えた手を押し当てるだけで手プレ軽減に役立ちます。
第4に暗い場所での撮諺などシャッタースピードが遅いときは、図Cのように木や壁などに体を寄り掛からせ安定させます。