写真の構図を決めるポイント
どんなに優れたカメラを持っていても隼写真を写す角度や位置、被写体との距離など、構図(被写体を画面にどのように配置するかということ)によってせっかくの写真も台無しになることもあります。ちょっとしたコツを知っていればまた違った写真が撮影できます。
撮影する立ち位置
構図を決める上の大切なポイントはどこから被写体を撮影するかという立ち位置です。 そのためには被写体を正面だけでなく斜めから、あるいは距離を変えて撮影します。 撮影者のフットワークの軽さがより良い構図を見つけるカギとなります。 また、同じ立ち位置でも縦と横の両面から撮影しましょう。
アングルに気を付けてみましょう
アングルとは、主に写真を撮る高さのことです。目の高さと同じアングルをアイレベル、下から見上げたアングルをローアングル、上から見下ろしたアングルをハイアングルといい、アイレベルで撮影すると被写体がより身近な存在、ローアングルで撮影すると被写体が強く大きなものに、ハイアングルで撮影すると被写体が可憐で小さなものへと印象付けられます。
光の方向や強弱を意識する
写真は光と影が重要なポイントです。光の方向や光の強弱を考えて構図を決めましょう。
例えば、花の色を際立たせるには暗い背景で花を撮影し、人物を撮る場合には強い光を避けやや曇り気味の日を選ぶと強い影がでません。 被写体に対して光が当たる方向が正一面の場合を順光、後方を逆光、横方向を斜光といい、順光が一番影が目立たないハイライト部が多い状態となります。