5分でわかる「三脚の選び方」
手ブレ補正機能が一般的になり、高感度性能がアップしてきたことで、手持ちの撮影が普通になり、三脚を使用することが少なくなった人もいるかと思います。でも、カメラを被写体に近づけて写したり、夜景や、動かないものを写すときにしっかり構図を決められるなど、三脚がなければ撮れないシーンはまだまだあります。
「三脚」の賢い選び方
三脚選びの重要な要素として、まずは、カメラをしっかりと固定できるかどうかの安定性です。三脚を購入する際は、脚を一番伸ばした状態で、三脚を水平方向にねじってみて、ぐらつかないかどうか試してみてください。
もう1つの要素として、持ち運びのしやすさにあります。持ち運びのことを考えたら、軽くてできるだけコンパクトな三脚が必要ですが、軽くて小さい三脚は脚場が安定しないため、写すときにブレが生じる場合もあります。 三脚の仕様書には、それぞれ何キロぐらいまでのカメラを載せるように作られているかが書いてありますので、購入前にはチェックするようにしましょう。
「三脚」の素材について
三脚の素材は10年ぐらい前まではアルミが主体でしたが、現在人気なのが、カーボン素材です。カーボン製のものは軽くて安定性が高く持ち運びに便利ですが、その分高価です。しかし、三脚はカメラやレンズと違い-度買ってしまえば、長持ちするものなので、使い勝手のいいカーボン製を選ぶことをお薦めします。