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5分でわかる「ファインダー倍率」の見方

ファインダー越しに見える被写体が、実際の被写体と比べてどれくらいの大きさで見えるかを表わすのが、ファインダー倍率です。ファインダー上の被写体が肉眼で見えるものと川じ大きさであれば1倍(等倍)、それよりも数字が小さい場合は、肉眼で見るよりもファインダー上の被写体の方が小さくなってしまい、ピントが合わせづらくなるなど、自分が撮影したいポイントにピントが合わせづらくなります。ですから、この倍率は高いほうが被写体を確認しやすく、使いやすいファインダーということになります。

ファインダー倍率の見方

デジタル一眼レフカメラのファインダー倍率は:通常卵ミリレンズを装着してピントを無限遠(全体にピントを合わせた状態)にしたときを基準としているのですが、機種により撮像素子の大きさが異なるため、ファインダー倍率が同じ数字であっても実際に見える像の大きさが異なる場合があります。

例えば、フルサイズの撮像素子を持つ上級機のファインダー倍率1倍のものと、APSlCサイズの撮像素子を持つ入門機のカメラの1倍では、実際には上級機のほうが被写体が大きく見えるため、比較になりません。そこで、実際に見える像の大きさを求めるためには、それぞれのファインダー惜率を弱ミリ換算値に換算する必要があります。カタログ表記のファインダー倍率がAPSlCサイズのものであれば鴫(キヤノンは唖、フォーサーズサイズであれば加で割ると、正しく比較することができます。

ファインダー倍率を高めるためには、ファインダー部分に高価なペンタプリズムを用いるため、カメラ本体自体が大きく重くなってしまいます。そのため、軽量さが求められる入門機では、ファインダー部分に軽量なペンタミラーを用いるなどして、倍率は低く押さえられている機種が多くみられます。

ファインダーの性能は、デジタル一眼レフカメラの車要なポイントなので、ぜひ、内分のHで確認してみましょう。

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