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オートフォーカスなのにピンボケしてしまう時の対処

ピント合わせをオートフォーカス(AF)にしておけばピントは簡単に合わせられるはずなのに、写した写真を見ると被写体にピントが合っていないことがありませんか。その理由と対策を説明しましょう。

オートフォーカスの種類

フォーカスポイント(AFフレーム)の数はファインダー内に1つではなく、横並びに3つだったり、中央の1つを囲んで複数あったりカメラにより違いますが、被写体にフォーカスポイントを合わせ、シャッターを半押しするとピントが合います。これがオートフォーカス(AF)です。

そして、オートフォーカス(AF)では、ピント合わせにどのフォーカスポイントを使うのかを決めますが、「任意選択(シングルポイントAFどか「自動選択(ダイナミックAFごかを選べます。「任意選択」にすると複数あるフォーカスポイントの中から1つを決めて(通常は中央のフォーカスポイントを使うことが多い)、そこに被写体を重ねてピントを合わせます。

「自動選択」の場合は特定のフォーカスポイントは選ばずにフォーカスポイントのどれかに被写体の一部が合っていれば、カメラが自動でピントを常に合わせてくれるので、いつでもシャッターを切れます。

ピントの中抜けを防ぐ方法

ピンボケ写真で多いのが.中央のフォーカスポイントを使用しているのに被写体が一川面中央より少しずれていたために、フォーカスポイントが被写体ではなく背景に合ってしまいピントが巾抜け状態になってしまったというケースでしょう。

この場合は被写体が中央に存在しないので、フォーカスロック(卿貝参照)をしなければなりません。三脚使川時のフォーカスロックが難しいときは、フォーカスロックに変わる方法として任意選択にして指定するフォーカスポイントを別のフォーカスポイントに変えてみます。

被写体によって、中央のフォーカスポイントだけでなく、他のフォーカスポイントを利用するようにしましょう

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