一眼レフカメラってどんなカメラなの?
こんにちは。今日は「一眼レフカメラ」ってそもそもどんなカメラなのか?というのを説明しようかなと思ってます。
実は私もわからない事が結構あったので勉強がてら調べてみました。調べた内容は次の3つです。
- 一眼レフカメラの歴史
- 一眼レフカメラはどんなカメラか
- 一眼レフカメラとミラーレス一眼の違い
- 一眼レフカメラとコンパクトデジタルカメラの違い
ではまず、一眼レフカメラの歴史を見てみましょう。
一眼レフカメラの歴史
一眼レフのおおもとになったものは15世紀に誕生した「カメラ・オブスクラ」という画家が絵を描くために利用した装置です。ちなみにこんな装置です。

その後、1861年にイギリスのトーマス・サットンが写真を撮影する道具として一眼レフの原型を開発しました。
シャッターの登場
1890年ごろになるとフォーカルプレーンシャッター(シャッター)の登場によって一眼レフカメラの高機能化が加速し、現代に通ずる一眼レフカメラの形式が確立してきます。このころの一眼レフカメラは木製箱型大型カメラでイギリス、アメリカなどで作られています。代表的なカメラは「グラフレックス」です。

ロールフィルムを用いた一眼レフカメラの登場
次に一眼レフが大幅に進化するのは、第二次世界大戦、ナチス政権下のドイツにおいて、イハゲーが1933年に発表し、1934年に発売した「スタンダード・エクサクタ」です。このカメラはロールフィルムを用いた近代的一眼レフカメラの元祖です。このころになると、形やデザインが今のカメラに近づいてきてますよね。

デジタル一眼レフカメラの時代
1975年12月、アメリカのイーストマン・コダック開発担当者スティーブ・サッソンが世界初のデジタルカメラを発明しました。当時の画像サイズは100×100の10000ピクセル、カメラの下方に備えられているデジタルメモリーカードに記録し、カセットテープに保存するという形態でした。
この後、一眼レフカメラもデジタル化・小型化・軽量化など様々な進化を経て現在、私たちが使用しているカメラになっていきます。すごくざっくり説明させてもらいましたが、お分かりいただけたでしょうか?

一眼レフカメラとはどんなカメラか
デジタルカメラには大小にさまざまなタイプがあります。この中で幅広くどんなシーンにも適応しやすいものがデジタル一眼です。
このカメラの魅力は、もちろん高画質で高精細に撮影できるその描写性にもありますが、もっとも大きな魅力はレンズが交換できるところ。写真撮影において操作性や機能性は、当然カメラ本体に依存しています。しかし、写真そのものの描写性はレンズ性能が非常に大きな役割を果たしています。デジタル一眼であればさまざまなレンズを扱いながら、より表現の幅を広げることができるのです。
なお、デジタル一眼はさらに2種類に分類されます。カメラ内にミラーを搭載した「デジタル一眼レフ」とミラーを搭載しない「ミラーレス一眼」です。
「一眼」って何?
一眼とは、ファインダーから覗いた像と、実際にレンズを通じてとらえられる像が「ひとつの眼」のように一致していることから付けられた名称です。
これはある意味、フィルムカメラの名残りです。なぜなら、最近のデジタル一眼の中には、ミラーレス一眼のようにファインダーを搭載していない機種も数多く含まれるからです。デジタルカメラが主流になった現在では、「レンズ交換ができるデジタルカメラ」をひとくくりに一眼カメラと形容することが多いです。
ちなみに、こんなふうにレンズがふたつ付いているものも。これを一眼に対し、二眼と言います。ファインダーは上のレンズと連動し、実際の撮影は下のレンズで行います。フィルムカメラにしか存在しない機構です。
ミラーレスー眼レフカメラの特徴
ミラーレス一眼は通常の一眼レフと比べて、軽くてコンパクトな所が特徴です。
すでに述べたようにミラーレス一眼とはカメラ内にミラーを搭載していないレンズ交換式のデジタルカメラを指します。そもそもカメラ内のミラーは、レンズを通過する像をファインダーから確認するために搭載されています。
ミラーレス一眼の場合、レンズから入った像は直接そのまま液晶モニターに反映されます。そのため、「デジタル一眼レフに搭載されているような」ファインダーはミラーレス一眼には付きません。ミラーレス一眼はこのミラーをなくすことで、薄型でコンパクトな形状を実現しているのが最大の特徴です。
持ち運びもしやすく、街中のスナップなどにも最適です。そういった意味で、ミラーレス一眼は女性にも人気が高いです。