交換レンズはどんなカメラにも取り付けられるのか?
レンズはカメラの機種・構造によって使えるもの・使えないものがあります。デジタル一眼の大きな魅力はレンズ交換ができるところにありますが、しかしどんなレンズにも取り付けできるわけではありません。
まず、メーカーによる違いがあります。例えば、キャノンの交換レンズを他社のカメラ本体に取り付けることは基本的にできません。レンズメーカーの造る交換レンズでも、各社用に造り分けがされています。
そして、同じメーカーによるデジタル一眼でも互換性はさまざま。デジタル一眼レフとミラーレス一眼でレンズをそのまま交換できなかったり(専用のアダプターを介してはじめて接続できます)、搭載されているセンサーサイズによって、専用レンズが用意されている機種も多いです。
APS‐C専用のレンズをフルサイズの一眼レフで使用できるの?
センサーの大きなフルサイズのデジタル一眼に対して、APS‐Cサイズ専用のレンズを取り付ける場合にはその仕様をきちんと確認する必要があります。
互換性があり利用できる機種がある一方で、周辺が黒くけられてしまったり、レンズ側の機能が一部利用できなくなるなど障害が発生しやすい機種もあります。中には取り付け自体が行えない場合もあります。
ちなみに、逆にAPS‐Cサイズのセンサーを搭載したデジタル|眼にフルサイズ専用のレンズを取り付けるとどうなるでしょうか。この場合はレンズに書かれている焦点距離よりも写せる範囲は狭くなる(望遠になる)ものの、利用は遜色なく行える場合が多いです。