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手ブレ補正機能とは?

手プレ補正機能はその名の通り手プレしないように最大限の補正を行ってくれる機能です。暗い場所での撮影や望遠レンズを使った撮影などで効果的。シャッタースピードが多少遅くなっても、手ブレが生じにくくなります。

主にこの機能は、メーカーによってレンズ側に搭載されている場合と、カメラ本体に搭載されている場合とがあるのが特徴です。カメラ本体に搭載されている機種は、どんなレンズでも手プレ補正機能を有効にできるのが魅力です。

また、補正の種類も全方向のブレに対応するものから、縦プレのみ、横プレのみなど、いくつかの種類から選択できるものもあります。またレンズ側に搭載されているものは、切り替えスイッチで設定を有効にしなくては利用できない機種もあるので注意しましょう。

被写体ブレと手ブレの違い

ブレは一般的に手ブレと被写体ブレに大別できます。これまでにも説明してきたように、手ブレは手元が動いてしまうことで生じるブレです。これに対し、被写体ブレとは被写体が動いた際に生じるブレです。

被写体ブレの場合、仮に手プレしないようにカメラを固定していたり、手プレしない程度の高速シャッターで撮っていても、利用したシャッタースピードを上回る速さで被写体が動いてしまう とブレが生じます。

速いシャッタースピードで撮っているにも関わらず、どうしても被写体がプレてしまう場合には、まず被写体ブレを疑ってみましょう。被写体ブレの場合、被写体のみがプレます。動かない他の要素はプレません。これが手ブレと被写体ブレの大きな違いです。

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