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「三脚」はどんな時に使えばよいか?

三脚は写真撮影では必須のアイテムです。基本的な役割は主に3つに分けられます。

ひとつは手ブレを防ぐ目的です。シャッタースピードが遅くなりがちな場面で使用します。夜景の撮影や水を流して撮りたい場面などで重宝します。これはもっともオーソドックスな使い方です。

次に、構図をしっかり決めながら撮りたい場面です。自然風景やテーブルフォトなどで使用します。三脚にカメラを固定することで、画面の中に入れ込む要素が、しっかり確認できるようになります。

最後に、重いカメラやレンズを支える目的です。例えば、ポートレートなどを同じ構図でポーズや表情を変えながら撮影する場合には、三脚にカメラを固定させたほうが、継続して撮影が行いやすくなります。とくに重い中望遠以上のレンズを取りつけて撮る際などは、手持ちで撮るよりも明らかに重さが軽減できます。

一方で、三脚が不釣り合いな状況もあります霊一街中のスナップなどはその典型例。三脚で構図を決めている問にシャッターチャンスを逃してしまいます。直感的に判断し撮影する場面では手持ちが便利です。このように、三脚は目的に応じてうまく使い分けることが大事です。他の人たちが使っているから自分も使うというのではなく、あくまで自分の撮影スタイルに合わせ適材適所で使用してみましょう。

三脚選びのポイント

三脚はもっとも身近なアイテムです。購入時にはしっかり自分の撮影スタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。

まず大事なことは、重さと大きさです。基本は常に持ち歩いていてもストレスにならないものを選びます。ここをもっとも優先しなくてはいけません。ただし、軽いだけでもいけません。きちんとカメラを支えられなければ意味がありません。

その上で、機能性を見ます。高くできることは重要ですが自分の背丈以上に高くすることは稀。自分のアイレベルと同じか少し上くらいにまで高さが合わせられるものを選べるとベストです。また、意外に低くできることも重要。小さな植物 なども口lアングルから撮れます。

さらに、様々な角度にカメラを向けて調整するならば、2WAYよりも3WAYタイプのほうがいいです。脚の出し入れのしやすさもポイントになります。これには回転式のものやレバー式のものなどがあります。実際に操作して使用感を確認してみると確実です。

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