このサイトは商品撮影のマニュアルを掲載しています。商品撮影に向いている一眼レフの情報や撮影方法・レタッチなどを掲載します。

「EV値」とは?

EV値とは、絞りとシャッタスピードの組み合わせで示される露出の値を、より客観的な数値で体系化したものです。ちなみにEVとは「Exposure Value」の略です。

このEV値は「EV+数字」で表され、この数字が大きくなるほどその場が明るいことを示します。平たく言えば、EV値を見ればその場の明るさのおおよその検討がつくわけです。以下の一覧表を見てください。

lSO100のときのこの数値がEV値です。例えば、この中で最大の大きさは「EV26です。これは絞りF64、シャッタースピードー/16000秒で「ようやく標準露出になる」ということを示しています。つまり、「それだけその場が明るい」ということになるわけです。

しかし一方でEV値は露出補正の補正レベルを示す際にも使われます。例えば、「プラスー補正」のことを「プラスーEV」と言ったりします。こちらのほうが利用頻度は高いはずです。

EV値とシチュエーションの目安

ひとつの目安です。例えば、晴天時に撮影を行う際は、一覧表に示されたEV14やEV15に位置する絞りとシャッタースピードの組み合わせで撮影を行えば、適正に撮影が行われやすいということです。

EV値一覧表

EV値の振り幅を-6から26までの問の数値で表しています。その場の明るさがこの数値でだいたい想像できるわけです。

inserted by FC2 system