「バルブ」とは?
バルブ(BULB)とは自分の裁量でシャッターを開け続けることが可能な撮影機能です。
撮影の方法は、機種によって主にふたつ。シャッターボタンを押し続けている最中はシャッターが開き続けるものと、一度シャッターを押して撮影を開始し、再度押すと撮影が終了できるものに分かれます。
通常、シャッタースピードの低速の限界は、30秒もしくは60秒です。これ以上シャッターを開け続けることはできません。しかし、バルブを利用することでさらに低速での撮影が可能になるわけです。
また、自分で臨機応変に撮影が終了できるのも特徴です。花火などの撮影では、どのタイミングで花火が上がり、終了するのか、事前には判断がしにくいです。こんなときにバルブを使うと、自分のタイミングでシャッターを開けたり閉じたりが簡単に行えます。
ちなみに、バルブの撮影では三脚は当然必須ですが、合わせて、リモートコントロールもうまく活用したいです。ロックをすれば、遠隔でシャッターを開け続けることができますし、シャッターボタンを押す際の動体ブレも防げます。バルブとリモートコントロールはセットで扱いましょう。