光源の色味とホワイトバランスが実際の色味を決める
どんな光でも色がついています。人間の意識で光に色があると実感できるのは、夕焼けの赤、白熱電球に照らされた室内のオレンジ色などでしょうか。人間は脳で補正した状態で色を見ています。
カメラも何様、光の色かぶりを袖脈して、白いものが「白の状態」で見えるように、ホワイトバランス(WB)という機能が付いています。色温度の高い青い光には、赤い色をかぶせて、白い光にしてくれます。
光の三原色とは
光の三原色は色の三原色と違い、3色が混ざると白になります(色の3原色は混ざると黒になります)。図の中心部分の白が、その状態を表しています。
ホワイトバランスは、主に赤と青の光の調整のことだと思う人が多いようですが、図を見るとグリーンの光、青とグリーンの混ざった光(C=シアン)、青と赤の混ざった光(M=マゼンダ)、赤とグリーンの混ざった光(Y=イエロー)があることがわかります。これらを調整し、正しい色に導くのがホワイトバランスの役割だということを理解しておきましょう。