横構図・縦構図のルールとは
通常、人間の目で眺めている世界は横構図に近く、何かに集中しているときに見える世界は縦構図に近いです。同じ被写体を取り分けた場合、縦構図の方が奥と手前に情報が入ってくる分、奥行き感が出ます。対して、横構図は中心部にのみ目が行くので、動きが感じられず、のんびりした印象を受けます。
たとえば、同じ距離から見ていたとして、海が広がっている光景(横構図)は、どこか遠い感じがするのに対し、背の高い樹がそびえている光景(縦構図)は、近くまで迫ってくる感じがしませんか?どちらのイメージを出したいのかによって、縦構脚、横構図を撮り分けましょう。