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シーンによってふさわしい表現の露出がある

重さを表すなら、黒く暗いイメージにします。これは単純なことなので、露出を暗めにするというのは想像できますね。同じ金属でもきれいな色でコーティングされた缶であれば、色がきれいに見える明るめな露出に、ブリキ缶のような鈍い色は、重さを表現する露出を選ぶことで質感が活きてきます。

ではビンはどんなイメージになるでしょうか?これはスタイリングによって、光のイメージが異なるでしょう。清涼飲料水のピンであれば、清潔感のある明るい表現に、海の底に静かに沈んでいるピンであれば、静かな静寂感のある表現に、バーカウンターに並んでいるピンであれば、力強い、寡黙な表現にするなど、イメージ作りはさまざまです。

露出だけでなく、光の演出も必要ですが、同じ物体でもシーンによって、ふさわしい表現の露出があることを瞬時に読み取れるようにしておきましょう。

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