商品撮影では正確な露出で撮る
正確な露出は露出計があった方が、安心して撮影できますが、正確なホワイトバランスを計るために使用するグレーカードでも、適正露出を得ることができます。
カメラ判に内蔵されている露出計は、反射光式と呼ばれ、被写体の色などに影響を受けてしまうため、±0という露出を示していても、適正露出ではないことも。被写体が白はプラス補正、黒はマイナス補正と、露出を撮影者の勘に頼るところがあります。そのため、正確な色を出さなくてはならないときは、グレーカードを使って露出を計った方がよいでしょう。
1.グレーカードを被写体付近に置き、撮影角度とあわせ、画面もっぱいに撮影します。
2.カメラのヒストグラムの山(写真右上の細長も棒の部分) が中心付近に来ていればOKです。