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レフ板を使いこなして光の強弱をつける

レフ板の種類はサイズ、反射向の色(白、銀、黒、金)、素材の違いによって、折り畳み式、パネル式などがあります。レフ板の大きさは、基本的に構図におさまる範囲すべて(被写体の大きさ)と同等の大きさのものが必要です。市販のレフ板だけでなく、スチレンボードを使い自作でもいろいろなバージョンを作っておくと便利です。

ただし、レフ板はいつも使うわけではありません。立体感は影が演出していることを忘れないでください。布をクローズアップした写真(刺繍、キルト)や、糸の素材そのものの写真(毛糸や、ニット)なども、レフ板で光を補いすぎることによって、布の目が活きないこともあります。

レフ板の基本的な役割は、補助光ということをしっかり認識しましょう。距離も大事ですが、角度も注意が必要です。たとえば、箱のような面のものの場合、面に対して平行にレフ板を立てないと、影に不自然なグラデーションが唯じてしまいます。

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