逆二乗の法則について
写真は光がなければ撮影できません。ライティングを行う上で、「逆二乗の法則」を知らないと、露出の演出に不便なので、大まかにでも理解しておきましょう。
光は、光源から離れるにつれて、距離の二乗に反比例して弱まっていくということを意識しましょう(距離が2倍になれば、光の強さは4分の1になる)。ただ、これだけで、ライティングの露出が決まる訳ではないので、厳密に考えすぎないことも大切。
つまり「被写体との距離が近い=明るい」「被写体との距離が遠い=暗い」ということなのです。ライティングの露出の条件は、絞り、シャッタースピード、ISO感度、光源のパワーの強弱、被写体と照明機材(光源)の距離で決まります。光の量を減らせば、当然暗くなりますが、シャッタースピードや絞り、ISO感度を調整しながら、全体のバランスを整えるようにしましょう。