瞬間光の特徴
瞬間光のライトとして、スピードライトのほかに、モノブロックやジェネレータータイプの大型ストロボが挙げられます。
通常、スピードライトはカメラに装着して使用することが多いですが、静物撮影の場合、カメラから離したワイヤレスの状態で使うことが多くなります。このワイヤレス撤影に必要な機材は、カメラの種類によって異なりますが、カメラのみで設定ができる場合もあります。
たとえば、内蔵フラッシュのあるタイプのカメラは、同じメーカー製のスピードライトの場合、カメラ側でストロボ設定が可能なものが多いため、トランスミッター(通信機)が不要な場合がほとんど。さらに、オフカメラシューコードをスピードライトに装着することで、カメラから60cmほど離した状態で撮影することが可能になります。メーカーによって付属品もさまざまなので、自分のカメラで何が使えるのかを事前に調べておきましょう。
次に、モノブロックは、電源部と発光部が一体化したもの、ジェネレータータイプは電源部と発光部が分かれたもので、同一メーカーの製品でそろえて使用します。電源部はコンセントに差して使うもの、バッテリータイプのものがあります。モノブロックは機動性がよいので、スタジオ、ロケにも使われる機材です。