ライティング機材のメリット・デメリット表
ライティング機材のメリット・デメリットについて、解説します。これを知っておくことで、思い通りイメージを作り上げるために必要な機材をチョイスすることができるはずです。このぺージではライティング機材全般に言えること、機材ごとにメリット・デメリットをまとめましたので、確認しておきましょう。
各機材に共通すること
スビードライトだから光量が小さいということはなく、スピードライトも光量の大きいものもあり、モノブロックストロボでも、光量の小さいものはあります。見た目で判断せず、スペックを確認することが大切です。スピードライトでも高価なものもあり、モノブロックでも安いものもあり、性能価格はマチマチです。自分で何を基準(性能、価格、使用目的、等)に選ぶかを考えましょう。
どの機材も複数台を組み合せて使うことができますが、ボックス型ライト以外は、シンクロコードで直接つなぐか、シンクロさせるためのワイヤレストランスシーバー等(通信機)を接続して同調させます。
瞬間光のストロボは、アクセサリー(ディフューザーや、アンブレラ)に何を選ぶかによって、光のイメージを変えることができます。
ボックス型ライトの特徴
・発光の特徴…定常光で、拡散した光(面光源)
・発光量…コンセントに接続する。
・価格…大きさ等によるが、価格が安く求めやすいものが多い。
・電源…コンセントに接続する。
・携帯性…サイズが大きいものが多いため、携帯性には優れていない。
・メリット…電源のオン/オフのみだけで使えるため簡単。
・デメリット…
①硬い光は出せない。
② 片づけの工程が電球の取り外しまであるため時間がかかる
③コードが短いため、場所によっては、延長する必要がある
スピードライトの特徴
・瞬間光で、方向性のある光(点光源)。拡散させる(面光源にする)ためにはアンブレラや、ディフューザーなどを使用。四角く発光する
・発光量…ガイドナンバーで総合的な発光量が決めて買い求める。フル発光、1/8発光、1/16発光などと調光する。
・価格…7千円~7万円程度
・電源…電池式。
・携帯性…非常に良い
・メリット…①狭いところで使える
②片づけが楽である
・デメリット…
①ひとつのボタンに操作を集中させているものがあり、操作しづらいものもある
②モデリングライトがないため、暗いところでの撮影のときにピント合わせが大変である。
モノブロックストロボの特徴
・瞬間光で、方向性のある光(点光源)。拡散させる(面光源にする)ためには、アンフレラや、ディフューザーなどを使用する。丸く発光する。
・発光量…ワット数で総合的な発光量を決めて、買い求める。モノブロックはフル発光、1/8罰光、1/16発光などと調光、ジェネレータは電源部でワット数をそれ~ぞれ設定して調光する。
・価格…安価なものもあるが、備品なとを含めると10万円を超えるものが大半になる。
・電源…コンセントに接続。バッテリータイプもある
・携帯性…サイズが大きいものが多いため携帯性には優れていない。
・メリット…操作がわかりやすいものが多い。
・デメリット…
①長いコードが現場中に広がるので、機動性は悪い。
②熱くなるため、取扱いには注意が必要。
③片づけの工程がやや多いため時間がかかる