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ニッシンのストロボの特徴・機能

ニッシンは、国内のストロボ専業メーカーのひとつ。自社ブランドの製品を発売したのは2007年からと日は浅いが、キャノンのE‐TTLⅡ自動調光やニコンのi‐TTLBL調光にフル対応した製品(以前はADI調光に対応したソニー用もあった)を低価格で販売している。

キャノン、ニコン以外のカメラで使う場合は、TTL調光にはならないため、外部オート調光(Di866マークⅡのみ)、またはマニュアルで発光量をコントロールすることになる。トップモデルのDi866マークⅡは、背面に視認性の高いカラー液晶を使った表示パネルを採用している。色分けされたアイコンをセレクトキーで選び、モードの切り替えや機能の設定を行なう。

キャノン用とニコン用があり、それぞれ、ハイスピードシンクロやマルチ発光が可能で、ワイヤレス機能にも対応する。ワイヤレス機能は、純正のほか、他の対応メーカーのストロボに混在させても同じように機能し、リモートストロボとしてだけでなく、マスターストロボとしても使用可能。

発光グループごとに調光補正をしたり、光量を変えることができる。中級機のDi622マークⅡ以下のストロボはTTL自動調光とマニュアル調光にのみ対応。ワイヤレス撮影も可能だが、通信チャンネルは1、発光グループはAに固定されており、組み合わせを選ぶ。

ニッシンの外付けストロボの特徴

・キャノンのE-TTLⅡ自動調光、ニコンのi-TTLBL調光にフル対応。

・一部製品はソニー、マイクロフォーサーズのTTL調光にも対応

・ワイヤレス多灯時に純正ストロボと混在させても連動する。

・ワイヤレスシンクロ機能を持たないカメラでも連動するスレーブ機能搭載。

ニッシンDi866MARKⅡの操作部

キヤノン用はE-TTLⅡ自動調光に、ニコン用はi-TTLBL調光に対応し、ワイヤレスストロボ撮影も各社のものと連動する大光量ストロボ。背面の表示パネルはカラー液晶で、機能設定のアイコンが色分けされ、使いやすい。ワイヤレスモードは黄色いアイコンをセレクトキーで選び、[SET]ボタンを押すと設定画面が現れる。

ミドルクラスのニッシンDi622 MARKⅡ

キヤノン用はE-TTLⅡ自動調光に、ニコン用はi-TTLBL調光に対応。背面の操作部は電源ボタンと充電ランプ、調光補正用の+/-ボタン、ワイヤレスモードの切り替えボタンがあるのみで、表示パネルすらないシンプルなもの。ワイヤレスモードボタンが紫色であれば、TTL調光によるワイヤレス撮影が可能。なお、通信チャンネルは1に発光グループはAに固定される。

ワイヤレスモードは押すたびに色が変わるボタンを押して切り替える。緑色は[SD(デジタルスレーブ)]、青色は[SF(アナログスレーブ)]、紫色が[ワイヤレスTTLリモート]で、ワイヤレス撮影では紫色を点灯させる。

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