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写真をレタッチする順序

写真のレタッチに順番はない。厳密にいえば「画質劣化が抑えられる」ように作業する必要はあるが、これは覚えておけばよい程度で最初から実践する必要はない。では、写真はどのようにレタッチしていくのかというと、簡単だ。「気になるところ」からレタッチすればよい。

パソコンのディスプレイに写真を表示して感じた第一印象。たとえば「ちょっとくらいかな?そういえば色がもう少し…」などと感じたイメージに従い、順番にレタッチしていく。まずはもっとも気になる部分を直し、次に気になる部分が出てきたら今度はそれ直し…。と繰り返していくのがレタッチだ。

そして、気になる箇所がなくなるか妥協できる範囲になったら作業は終了。「気になるところ」からレタッチするのは計画性も論理性もないように思えるが、Photoshopをはじめとした現在のレタッチソフトには「調整レイヤー」と呼ばれる補正の順序を入れ替えたり再調整できる便利な機能が搭載されているので、最後に全体のバランスを調えれば済むこと。

たとえ同じ機能を複数使ったとしても、必要に応じてひとつにまとめることもできるので気にする必要はない。難しい機能の話は後にして、とにかく「写真の気になるところから直す」、これを実践していけばイメージどおりの写真に仕上げやすくなるだろう。

悩んだときはどうするか?

たとえは写真を前にして「何をすればればよいかわからない」ときはどうすればよいのだろう?答えは、「何もする必要はない」だ。不満がなければ、あえてレタッチして画質を落とす必要はない。そのまま保存するなりプリントして飾るなりすればよい。

すると、たいていはここで「でも、レタッチしてきれいに」という欲が出るのだが、レタッチで何とかしたいと思っているからには何らかの「目指すイメージ」があるはず。それを見つけ出せるかどうかが、作品を仕上げるカギとなるだろう。ちなみに、「レタッチソフトの機能を知らないから…」と悲観的になる必要はない。やりたいことがわかれば、あとは必要な機能を調べればよいだけのこと。

それに、写真を補正する機能など「明暗」「色」「鮮やかさ」程度しかないので、始める前からあれこれと悩むのはナンセンスだ。また、レタッチするのに難しい写真というものもあるのでそれが適正な露出で撮影れた「普通」の写真だ。レタッチを前提とするなら、このような写真よりもハッキリした失敗写真のほうが、目標が決めやすい分はるかに作業がしやすい。

ではこのような写真の場合はどうするのかというと、考え方を「きれいにする」から「演出」に切り替えれば仕上がりのイメージが湧くかもしれない。写真としては失敗していないのだから、レタッチでより上を目指すには「作品性を高める」と捉えることが重要になってくる。

また「普通の写真」のレタッチの方向性を見極めるひとつの方法として「コントラスト」の確認がある。コントラストの強いメリハリのある写真がよいのか、それとも柔らかな写真がよいのかを実際に確かめれば、レタッチの「手がかり」が探せるかもしれない。うまくコントラストが決まれば露出の再調整が必要になるだろうし、露出が変わると色の濃さ(鮮やかさ)も変化するのでこれらも調整して…、とレタッチの循環の輪に入ることができるはずだ。

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