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オンチップノイズ除去機能って何?

撮像素子で受けた光信号はデータとしてはごく微小であるため、アンプなどを使って増幅する必要があります。この増幅処理のときにノイズも一緒に増幅され、さらに、そのノイズを含んだ信号データにA/D変換処理でもノイズカ加わったり、回路を通過するたびにノイズが発生したりします。

理想的にはノイズが発生しないような撮像素子や回路設計を用いることですが、もう1つノイズを少なくする方法としては、できるだけ上流側でノイズを除去してしまうことです。つまり、撮像素子のフォトセンサーで信号データにする段階でノイズ除去処理を行うことです。これがオンチップノイズ除去機能と呼ばれるもので、撮像素子回路の中に組み込まれて一括処理されるようになっています。もちろん、オンチップノイズ除去の機能だけではノイズを完壁に低減することはできません。

最近の多くの機種では、あらゆる処理回路上できめ細かくノイズ除去処理を行っていますが、ノイズの少ない良好な信号データであるほど後々、ノイズ除去処理を行っても効果があるのです。ところが、悪性なノイズまみれの信号データをいくら後処理でノイズ除去しても限界があります。そうした意味でも、初期段階でノイズ除去を行うオンチップノイズ除去機能は効果的だと言えるでしょう。

キヤノンのCMOSセンサーが搭載するオンチッブノイズ除去

CMOSセンサー特有の固定パターンノイズは、画素アンプのばらつきなどに起因して発生します。そこでキヤノンのオンチップノイズ除去技術では、1つの光信号に対してまずノイズ'情報のみを、次に光信号を乗せて読み出します。そして後者から前者を減算することで、固定バターンノイズの低減を図っています。

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