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ゴミ除去機能で完全にゴミはとれるの?

現在、センサーダスト対策が施されているデジタル一眼レフが随分と増えてきました。レンズ交換式デジタル一眼レフの宿命であったゴミ問題が、解決の方向にあるのは嬉しいことです。しかし、そういうカメラを使ってきた経験から言えば、100%完全と言えるシステムはまだないというのが正直な感想。

オリンパスのダストリダクションは最も優れている機構だと思いますが、年に数回程度は「おやっ?」ということがあるからです。とは言え、年に数回というレベルは驚嘆に値するものだと思いますし、それとて電源のオン、オフを2、3度繰り返せばクリアになってしまうのですから、信頼性はかなり、高いといえるでしょう。それ以外の機種については、一定の効果があるもの、クエスチョン付きなどさまざまです。そういう意味からすれば、回答としては「完全には取れない」ということになるでしょう。

ただ、センサーに付着したゴミも以前に比べればフレアーで吹き飛ばしやすくなりましたし、さらに内部からのごみ発生を抑制したり、ソフト的に対応するなど工夫しているおかげで、相対的にゴミに悩まされる頻度が減ったのは事実です。ただ、センサーに付着してどうしても取れない粘着性の高いゴミなどは、メーカーのサービスセンターで処理してもらうか、クリーニングキットなどで自ら対処するしかないでしょう。

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