三脚使用時は手ブレ補正をどうすればいい?
三脚を使えばブレは完全に防ぐことができると考えがちですが、撮影時のミラーやシャッターの動きなどの影響によって三脚が細かく振動し、ブレにつながるケースが見られます。このブレは手ブレとは周波数が異なるため、まれに手プレ補正が誤作動することがあります。そのため、バッテリライフの節約の意味も兼ねて、三脚使用時は手プレ補正OFFを推奨するメーカーがほとんどです。
ただし、レンズ内補正機能を搭載した製品では一部、望遠レンズを中心に三脚検知機能を備えたものがあり、三脚の微細な振動も補正することが可能です。キヤノンではEF300mmF2.8LISUSM、ニコンではAF-SVRNikkorEDSOOmmF2.8G(IF)などがその代表例になります。