ファインダーと撮像素子への光路図
ファインダー視野率100%とは、撮像素子の映像とファインダーの映像がまったくの同じファインダー視野率100%を達成した現行機種に写ることです。とは言え、ファインダーへの光路と撮像素子へ向かう光路は別なので、両者を寸分違わず合わせるのは非常に困難です。撮像素子の取り付け位置のほか、ファインダーに至るまでのメインミラー、ペンタプリズム、光学系のすべてに超高精度の取り付け技術が必要になります。各社のハイエンド機しか視野率100%を達成していないのは、それだけ手間やコストがかかるからなのです。