液晶モニタは保護しなくていいの?
実は意見が分かれる部分でもありますが、私の撮影スタイルでは基本的には必要ないと考えています。私の場合、カメラはザックにダイレクトに入れて持ち歩いていますが、液晶モニタの当たる部分はザックの仕切りなどの柔らかな布があたるため、液晶モニタの表面に傷がついたという経験がありません。
カメラにもよりますが、液晶モニタの取り付け位置はファインダーのアイカップより突出していないので、傷がつきにくいのかもしれません。ただ、フリーアングル式の液晶モニタを搭載しているオリンパスのE-3では、これまでとは違う使い方をすることも想定しているので保護フィルムを使用しています。
また、普段から三脚を使わずにカメラをストラップで首からぶら下げて持ち歩くようなケースでは、ベルトのバックルやアクセサリなどの金属部分にモニタがぶつかり、表面に傷がつくことも考えられます。そのような撮影スタイルのユーザーは、液晶モニタをフィルムやカバーなどで保護したほうがいいでしょう。
モニタ表面をキズから守る保護フィルム
ケンコーやハクバなど多数のメーカーから、デジタルカメラの液晶モニタを保護するガードフィルムが発売されています。最近の保護フィルムは以前に比べてだいぶ反射も少なくなっているので、モニタにできるだけキズをつけたくない人は、こういったアイテムを使うと良いでしょう。