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液晶モニタの輝度調整はどういうときに使えばいい?

最近のデジタル一眼レフに搭載されている液晶モニタは、以前に比べると屋外での視認性もだいぶ向kしてきました。しかし、それでも直射日光があたると見えづらくなりますし、逆に暗い室内などに持ち込んだ場合は、明るすぎて目が痛くなったりします。周囲の明るさによって液晶モニタの見え方は大きく変わってくるのです。

私の場合、特に気になるのが暗いシーンにおいてです。日が沈む夕景、そして夕日が残したオレンジ色の光や建物のライトアップ、といったように夕方から夜にかけて長時間撮影していると、周囲が暗くなりはじめた頃からモニタ画面が必要以上に明るく感じられるようになってきます。このとき、ファインダーに目を近づけると、たとえメニュー表示であってもモニタからの光が邪魔に感じられたり、画像をチェックしていても、実際に記録された画像よりも明るく見えてしまうこともあります。

そういったときは、液晶モニタの輝度調整機能を活用するといいでしょう。屋外でモニタが見えづらい場合には輝度をプラス側に、逆に暗所でモニタが明るすぎる場合にはマイナス側に設定するのです。こうすることで明るい場所でも被写体の様子を鮮明に確認できますし、暗所では目への負担を軽減することができます。ただ、このように設定した場合、画像の明るさが必ずしも正しく見えているとは限りません。ですので、ヒストグラムの形である程度露出を判断できるようにしておくと良いでしょう。

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