カメラ本来の画素数より高解像度で現像する意味は?
デジタルカメラの撮像素子の有効画素数は決まっていて、RAW現像ソフトは基本的にその画素数で現像します。ところが、現像ソフトによっては、有効画素数以上の画素勢で現像するオプションが用意されているものがあります。通常、レタッチソフトで補間する場合は当然ながらRGB画像の状態で行いますが、現像ソフトの一部ではデモザイク時に補間するものがあります。
今回のアンケートでそれを明確に答えたのはSILKYPⅨでした。実際にキャノンEOS40Dの画像で200%(面積比は4倍)の拡大処理を行ったものが右の例です。デフォルトの現像設定の影響かもしれませんが、SILKYPIX単独による拡大はシャープ感が強調されているようです。が、いずれも画質的には甲乙付けがたい印象です。