現像ソフトとレタッチソフトに同じ機能がある時は?
確かにRAW現像ソフトとレタッチソフトには、似たような機能が用意されています。それなら結果は同じかというと、けっしてそうではありません。RAWは低レベルで情報量の多い画像以前の画像データです。そのため、現像段階で多少無理な調整をしても、目立った画質低下は起こりにくくなっています。
その典刑的な例がホワイトバランスでしょう。現像後の画像のホワイトバランス調整は非常に難しく画質低下意も招きやすいのですが、RAW現像での調整ならば驚くほど簡単かつきれいに仕上がります。明るさ補正やノイズ抑制処理についてもRAW現像で処理したほうがやはりきれいに仕上がります。