トーンカーブの上手な使い方を教えて
トーンカーブは、カーブを持ち上げれば画像が明るくなり、カーブを下げれば暗くなります。また、カーブの勾配を急にするとその部分はコントラストが高くなり、カーブを寝かせるほどコントラストは低くなります。これをわかりやすく説明すると、「S字を描くと全体のコントラストが上がり」、「逆S字では全体のコントラストが抵下する」ということになります。
トーンカーブでは、かなり自由な補正ができます。一般にはカーブの両端以外を操作することが多いですが、シャドウ端やハイライト端を操作すれば、レンジそのものを補正する(階調幅を詰める)ことも可能です。ここでは「眠い画像にメリハリを付ける」「シャドウを起こす」「飛び気味のハイライトを抑える」の3つの例を取り上げました。参考にしてみてください。